コンブいいね!ガゴメマンPR 函館市SNSで発信

update 2012/6/22 11:24


 PRの味方、ガゴメマン参上―。函館市は6月から、インターネット短文投稿サイト「ツイッター」や会員制交流サイト「フェイスブック」などを活用し、函館特産のガゴメコンブをPRする情報発信を始めた。キャラクターの「ガゴメマン」が製品やイベントのPR役となり、知名度アップや消費拡大を目指す。

 国の緊急雇用創出推進事業の一環で、市がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用した事業の枠組みをつくり、具体的な手法を民間から公募。運営は今月からノース技研(函館市昭和3)に委託し、事業開始に伴い、2人を新規採用した。事業は来年3月までで、委託料は715万円。

 サイトでは、スタッフが取材した加工商品や生産現場、イベント情報などを発信。ツイッターではガゴメ製品に親近感を持ってもらうため、ガゴメマンが消費者との交流を深めながら情報の波及効果を狙う。今後は動画投稿サイト「ユーチューブ」で生産や加工の現場を動画で紹介したり、ガゴメマンの着ぐるみの製作したりしてPR活動に力を入れる。

 市工業振興課は「ガゴメの良さを国内外の多くの人に伝え、手に取ってもらいたい。そのためにSNSの持つ拡散性や双方向の情報交換に期待したい」と話している。ガゴメマンもつぶやきで「函館といったらガゴメコンブ!と言われるくらい有名になってやる」と意気込んでいる。

提供 - 函館新聞社


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