道産子・武田選手V 高松宮記念杯競輪
update 2012/6/18 11:34
競輪の「第63回高松宮記念杯」(GT)は最終日の17日、市営函館競輪場(金堀町10)で行われ、第11レースの決勝ではオホーツク管内斜里町出身の武田豊樹選手(38)が優勝し、北海道初のGT開催に花を添えた。
武田選手はソルトレイクシティー五輪(2002年)のスピードスケート日本代表として活躍後、競輪選手に転向。決勝では第4コーナーで3番手から中を突いてゴール。「故郷北海道での開催が決まった時から、優勝を心に決めていた。願いがかなってうれしい」とファンの大声援に応えた。
この日は6697人が来場。4日間の入場者は1万5997人で、同競輪場が2002年に改修されて以来、最高となった。売上金は103億4436万1600円で、目標としていた100億円を上回った。
函館を拠点に活躍した元競輪選手藤巻昇さん(64)は「売り上げが目標に達し、地域活性につながってくれたと思う」と喜んでいた。閉会式で工藤寿樹市長は「より多くの人に競輪を楽しんでもらえるように努力していきたい」と話していた。
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