函館アリーナの基本設計 今月中に提出へ
update 2012/6/12 12:31
函館市議会の総務常任委員会(工藤恵美委員長)が11日開かれた。市教委は2015年夏のオープンを目指す「函館アリーナ」に関し、今月中に平面図や、整備スケジュールなどを提示する意向を明らかにした。
アリーナの設計をめぐっては昨年12月のプロポーザルコンペ(提案型公募)で業者が決まり、2つの楕円形アリーナが8の字型につながっている外観が特徴。
市教委は設計業者との協議事項について、車椅子用の観客席を増設する方向性や、武道場で弓道の大会が開催できるよう検討を進めていることを説明。種田貴司生涯学習部長は「総事業費63億円で収めるべく、最終的な詰めの段階」とし、今月中に図面を示せるとの考えを示した。
各委員からは、建設財源に予定する合併特例債の5年間延長について質問があり、種田部長は関連法案が先週末、衆院を通過したことを説明した上で「仮に延長にならなくても、14年度に完成するスケジュールも設計業者と話している」と述べた。
また、道が作業を進めている津波の浸水想定に関し、市教委は現段階の対策として、鮫川の氾濫を想定して機械室を1メートルかさ上げするとし「道から浸水想定が出てきたら、可能な限り入れていく」とした。委員会ではこのほか、5月にまとめた地域防災計画の改定について報告があり、了承した。
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