護衛艦「ひゅうが」 巨大艦に市民びっくり
update 2012/6/9 11:42
海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」(1万3950トン)の一般公開が8日、函館市の港町ふ頭で始まった。全長197メートル、幅33メートルの巨大艦の甲板に大勢の市民らが訪れ、搭載ヘリコプターなどの見学を楽しんだ。
「ひゅうが」は2009年3月の就役で、海上自衛隊がこれまでに保有した護衛艦の中で長さ、排水量とも最大。函館港入港は10年8月以来。ヘリは最大で11機を搭載できる。指揮通信能力に優れ、東日本大震災では被災地に救援物資を輸送した。
甲板には潜水艦などを探索する哨戒(しょうかい)ヘリコプターなどを展示。ヘリは実際に座席に座ることもでき、列を作り貴重な体験をしていた。また、隅々まで歩き、搭載されている機関砲やレーダーに見入り、装置の役割などを熱心に質問する人も見られた。市内日吉町の自営業、安田昭吉さん(54)は「とても大きく驚いた。隊員の説明が丁寧で頼もしかった」と喜んでいた。
「ひゅうが」の公開は9日午前9時から午後1時半まで行われる。事前申し込みは不要。
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