仏料理店がベルサイユサミットの晩さん再現
update 2012/6/8 12:05
函館市白鳥町17のフランス料理店「イリュージョン」は、1982年にフランスで開かれたベルサイユサミットの晩さん会で、実際に各国首脳が味わったコース料理を再現し、6月の1カ月間限定で提供している。鴨肉のローストや海の幸をふんだんに使ったスープなど、各国首脳が舌鼓を打った5皿を再現し、サミットならではの雰囲気と味を伝えている。。
サミットは82年6月4〜6日にベルサイユ宮殿で開かれ、ミッテラン仏大統領やレーガン米大統領、鈴木善幸首相ら各国首脳が参加した。。
オーナーシェフの岩城浩司さん(61)は、同サミットで料理総指揮官を務めたミシェル・パスケ氏と友人で、2008年には洞爺湖サミットに合わせて同サミットのメニューを提供。2年前にもパスケ氏をフランスから招いて、料理を再現している。今回は同サミットから30年が経過したことを記念し、これまで再現していないメニューを提供することにした。。
メニューは3度あった晩さん会のうち、6月5、6日に実際に提供されたうちの5皿。「鯛とサーモンのモザイク仕立て」は魚や野菜をコンソメゼリーで固め、やわらかな食感が楽しめる。これに加えて、同店独自のオードブルが2皿付くほか、過去に提供した再現メニューを選ぶこともできる。。
岩城さんはこれまで同様に、パスケ氏と電話やファクスで連絡を取り、メニューや盛り付けを教わった。「各国の首脳は食事にかける時間がなかったため、一品一品にボリュームがある。オードブルとともにゆっくり楽しんでほしい」と話している。。
料金は1人1万円(税別)。昼10人、夜10人限定で、前日までの予約が必要。問い合わせは同店TEL0138-40-3703。
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