太陽の「ほくろ」見えた…函館でも金星観測
update 2012/6/7 11:08
太陽の手前を金星が横切る「太陽面通過」が6日、観測された。近畿や九州などは好天に恵まれたが、函館は雨で、雲の合間からわずかな時間、太陽の前を横切り、黒い影として映った金星が観測された。
全国的に午前7時10分ごろから午後1時50分ごろまで観測できたが、函館は朝から厚い雲に覆われたため、すべてを観測することはできなかった。市内杉並町の遺愛女子中学・高校では、同校の地学部員らが休み時間を利用してグラウンドで観測を行った。見えた時間は数分だったが、同校ホールに設置したモニターにインターネットをつなげ、兵庫県姫路市からのライブ中継を観賞した。
次に見られるのは105年後。今年は7月15日に月が木星の前を通る木星食、8月14日に月が金星の前を通る金星食と天体ショーが続く。
提供 - 函館新聞社
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