手足泥んこ 笑顔広がる 田植え体験会
update 2012/6/4 10:56
函館市住宅都市施設公社が主催する「水田体験会〜田植え体験会〜」が3日、道立道南四季の杜公園(亀田中野町199)で開かれた。市内の小学生を中心に約50人が参加し、昔懐かしい田植えを楽しんだ。
体験会は公園の魅力を感じてもらおうと、2005年から毎年実施。赤川町で農家を営む沢谷鉄弥さん(81)が指導した。
同公園の岸本由政所長が「普段、泥の中に入る機会は少ないと思います。感触や感覚を味わって楽しんでください」とあいさつ。沢谷さんは「3、4本の苗を4センチの深さに植えてください」などとレクチャーした。
はだしになって泥の中に足を踏み入れた子どもたちは「ぬるぬるする」「足が重い」などと声を上げ、バランスを崩さないよう悪戦苦闘。30センチ間隔に約10メートルにわたって苗を植え込み、泥だらけになりながら農業体験を満喫していた。
参加した吉本幸世君(11)は「泥の感触が気持ちいい。大きく育ってね」と笑顔で話していた。
9月に稲刈り、10月には収穫祭も予定している。
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