ロシア正教会総主教が9月に来函

update 2012/6/3 11:55


 ロシア正教会の最高指導者、キリル総主教が9月に来日し、函館を訪れる見通しとなった。函館に日本で初めてロシア正教を伝えた聖ニコライの没後100年を記念したもので、仙台や東京も訪れるという。

 函館へのロシア正教会総主教訪問は、2000年のアレクシー2世以来。キリル総主教は当時、府主教として同行した。

 函館ハリストス正教会(元町3)のニコライ・ドミートリエフ司祭によると、キリル総主教は9月にロシア・ウラジオストクからチャーター機で函館入りし、ハリストス正教会、ロシア人墓地などを訪ね、3時間ほど滞在。翌日以降は、東日本大震災被災地の仙台市で祈りをささげるほか、東京復活大聖堂(ニコライ堂)の記念行事などにも参加、天皇陛下や首相との面会も予定しているという。

 ニコライ司祭は「来日自体に意味があること。函館、ロシア両国民の関係に平和をもたらす好影響が期待できる」と話している。 今後は函館市やモスクワ総主教庁など関係機関と連絡を取りながら準備を進める。

提供 - 函館新聞社


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