駒ケ岳の登山解禁

update 2012/6/2 10:28


 【森】駒ケ岳(1131メートル)の登山が1日、解禁となった。本年度は森町の赤井川登山道からのみ入山が可能で、標高900メートル地点の「馬の背」まで登ることができる。初日は晴天に恵まれ、多くの登山客が絶景を目指してエゾハルゼミの鳴き声が響く道を進んだ。

 火山活動は静穏な状態が続いており、登山解禁は3年目。6合目駐車場では安全祈願祭が執り行われ、森町の佐藤克男町長は「景色の素晴らしさをたくさんの人に知ってもらいたい」とあいさつ。テープカットの後に、続々と登山客が山に入った。

 馬の背までは約1時間程度で、大沼や小沼、遠くに函館山を望むことができるほか、ごつごつした岩肌が目立つ剣が峰や砂原岳を間近に見ることができる。到達した人たちは記念撮影を行うなど、達成感と秀峰からの景色を満喫していた。函館市内から訪れ、十数年ぶりに登ったという瀬川喜一朗さん(51)は「天気も良く、景色もきれい。山の上で食べるおにぎりもおいしいですね」と話していた。

 登山期間は10月下旬までの午前9時から午後3時まで。6合目駐車場で入山を届け出る必要がある。問い合わせは渡島森林管理署電話0137・63・2141。火山に関する問い合わせは森町役場防災交通課電話01374・2・2181。

提供 - 函館新聞社


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