フルマラソン 14年度開催目指す
update 2012/6/2 10:28
「函館ハーフマラソン実行委員会フルマラソン検討部会」(部会長・斎藤利仁函館商工会議所青年部副会長)は1日、2014年度にフルマラソンの開催を目指すと発表した。ハーフとの同時開催や、函館、北斗、七飯の2市1町にまたがる広域コースを視野に入れながら、今後協議を進めていく。
市役所で開かれた同部会の初会合で、斎藤部会長が明らかにした。
フル化の構想は、昨年6月に同青年部から函館市に申し入れした。斎藤部会長は開催年度について「北海道新幹線の(新函館駅)開業までに間に合わせたい」と説明。財源や運営スタッフなどの課題がある中、フル化によって大きな経済効果が見込まれるとし、「将来的に1万人規模の大会にしたい」と強調した。
コースは距離が42・195キロに及ぶため、北斗市や七飯町にまたがることを想定。具体的な案は今後決めていく。また日本陸連の公認大会にすることで、全国各地からランナーを呼び寄せる考えだ。
現在、道内で開催されているフルの公認レースは「北海道マラソン」「洞爺湖マラソン」「別海町パイロットマラソン」の3レース。このほか、非公認も数レースある。函館で開いているハーフは1991年度から始まり、マラソン人気の高まりを背景に、今年から定員を2倍の4000人に増やすなど規模拡大を図る方向。
斎藤部会長は「なるべく早い段階でコースを選定したい。スピード感を持って進め、本年度中にある程度の構想を固める」としている。委員は同青年部、道南陸上競技協会、2市1町の教育委員会など13人で構成する。
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