函館空港に不法侵入者 空港事務所や道警函本などが訓練
update 2012/6/1 10:37
函館空港(函館市高松町511)で31日、制限区域内の不法侵入事案を想定した訓練が行われた。空港関係者や警察などから50人が参加し、緊急時のそれぞれの対応などを確認した。
同空港事務所や道警函館方面本部など13の関係機関で構成する函館空港保安委員会の主催。2004年に羽田空港に覚せい剤を使用した男が車で侵入した事件を受け、全国の空港で毎年、同訓練が実施されている。
訓練は男2人がフェンスを乗り越えて、滑走路近くの制限区域内に侵入し、うち1人が車を盗み逃走したとの想定。不審者をバスの運転士が目撃し、通報を受けた警察官が暴れる男1人をすぐに取り押さえ、もう1人の男が近くにあった車を奪い逃走したが迅速に確保した。車の周辺に化学薬品とみられる物が置かれたとの想定訓練も同時に行われた。
金子守夫空港長は「訓練を見て安心感を持った。有事の際は迅速かつ適切な対処ができて当たり前。今回の訓練を今後の職務にも生かしてほしい」と講評した。
提供 - 函館新聞社
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