市シルバー人材センターが総会 公益法人移行後初

update 2012/6/1 10:36


 函館市シルバー人材センター(南谷正巳理事長)の本年度総会が31日、函館市芸術ホール(五稜郭町)で開かれ、本年度の事業計画案や収支予算案など報告3件や議案5件を承認した。4月から公益社団法人に移行し初の総会で、事業目標として会員数1200人、受注契約金額4億円、会員の就業率90%を目指し、より公益性の高い事業運営を進めていく方針。

 総会には約280人が出席。冒頭、南谷理事長が「公益社団法人として社会的に高い評価が得られる一方で重い責任が伴う。そのことを腹に据えて頑張っていこう」とあいさつ。

 次いで長年、活動に尽力した役員、正会員合わせて36人の表彰が行われ、受賞者を代表し、前副理事長の白木荘太さんが「賞に恥じないよう、これからもセンターの基本理念のもとに努力を重ねる」と謝辞を述べた。

 本年度は会員の入会促進や就業先の開拓・拡大、安全就業の徹底・事故防止など10項目の活動を実施。昨年度で終了したサン・リフレ函館の指定管理者に再度選定されたことから、本年度から5年間、業務を受託し、昨年度から行っている企画提案方式事業にも取り組む。

 このほか、11年度の事業実績は、前年度比4・5%減の4億1650万円、受注件数は1万1177件(前年度比1・9%減)。会員の傷害事故や賠償事故が前年度よりも13件多い33件と、過去最高となったことなどが報告された。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです