健康増進センター利用好調 前年比6030人増 団体利用や教室人気
update 2012/5/29 11:07
函館市総合保健センター(五稜郭町23)4階にある健康増進センターの昨年度利用者数は延べ4万4800人で、前年度比6030人増となった。会員制廃止による団体利用制度などが口コミで広がっていることが成果につながった。市保健福祉部は「年配の方だけでなく、若い人の利用も増えている」と手ごたえを口にしている。
利用者数のうち、団体利用分が同3140人増の7800人。2009年度と比較すると5200人増えた。個人使用分は同1250人増の2万6700人で、運動教室の参加者は1万290人と1660人伸びている。個人使用の65%が女性で、年齢別では65歳以上の高齢者が3割を占めている。
同センターは03年に開設。09年にはより多くの市民に利用してもらおうと会員制を廃止し、団体での使用を可能にした。同時に市の「公の施設」利用者証の対象施設となったため、個人利用が今まで以上に増えた。同部によると、「団体は高齢者らの健康サークルが多いが、最近はダンスグループといった若者の使用が増えてきた」という。
このほか、各種運動講座や教室も好評を集めている。09年から始まった8回コースで行う運動教室はエアロビクスなど毎回定員超えする教室もあり、運動講座ではストレッチ体操などが人気を集めているという。
同部は「運動教室は抽選漏れを防ぐため、今後抽選方法の変更を検討したい。また健康器具の更新も視野に入れ、市民の健康増進につなげていきたい」としている。
個人利用は18歳以上の市民が対象。使用料金は400円で、65歳以上は200円。障害者は無料。団体利用は予約制で、各部屋の使用料金は市立函館保健所のホームページなどで見ることができる。
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