エゾシカカレー プロが伝授…普及目指し初の料理講習会
update 2012/5/28 11:12
エゾシカ肉を使ったカレーを普及させようと、市民向けの料理講習会が26日、函館短大付設調理製菓専門学校(柏木町)で初めて開かれた。道南での消費拡大に向け、エゾシカ料理の作り手を育てる狙いで、市内の主婦や学生ら約40人がプロから調理法を学んだ。
4月に発足した「エゾシカカレーエバンジェリスト(伝道師)協会」(会長・下野茂同校長)の主催。函館大と同専門学校が函館の新たな名物メニュー開発を進めるプロジェクトの一環で、講習会の受講者に試験を受けてもらい、料理の伝道師に認定する。
この日は市の「食生活改善推進員(ヘルスメイト)」や函大の学生らが参加。同校の吉田徹教頭が講師となり、肉の臭みを消すためにカレー粉で下味をつけることや、焼き過ぎて硬くならないよう火加減に注意することを助言しながら手本を見せた。
参加者はエゾシカのモモ肉を手際よくさばいたりして1時間ほどで完成させた。函大1年の松村架那さん(18)は「エゾシカ料理は初めてだけど、思っていたより柔らかくて難しい。一人で作れるように自宅でも挑戦したい」と話していた。
次回の料理講習会は7月13日に同校で開く予定。
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