道南ブランド売り込め 30日から新宿タカシマヤで「大学物産フェア」

update 2012/5/26 11:50


 新宿タカシマヤ(東京)で30日〜6月5日に開かれる物産フェア「大学は美味しい!!」(実行委主催)に、道南から北大水産学部(函館市港町)と、北里大獣医学部付属フィールドサイエンスセンター八雲牧場(八雲町上八雲)が出展する。北大はガゴメコンブ産品、北里大は牛肉加工品で、道南ブランドを首都圏に売り込む。

 大学と産官連携から生まれた食品を展示販売する5回目のイベント。今回は全国34大学が自信作を売り込む。

 北大ブースでは、今回初めて函館市末広町の函館塩らーめん専門店・えん楽(吉川寿樹オーナー)が「函館がごめ塩焼きそば」を実演販売。ガゴメソースで味付けし、麺の上にも刻みガゴメを載せ、隠し味にイカ塩辛を使った同店の新メニュー。吉川さんは「上に載せるガゴメの量を通常より3倍増やし、ガゴメの粘りを存分に楽しんでもらいたい」と話す。1食550円で、1日当たり200食を提供予定。

 このほか、ガゴメのおぼろやとろろコンブなど11種類を販売する。この中には刻みガゴメが入った「たかせ」(七飯町大沼町、高瀬宣夫社長)の新商品「はこだて北の縄文の里カレー」もある。

 北大からは、焼きそばの開発にアドバイスした安井肇大学院教授や大学院生2人も参加。安井教授は「函館の食資源の豊かさや、持続可能な利用についてアピールしたい」と意気込む。

 北里大は、コーンビーフやジャーキー、カレー、ハンバーグの4品を出す。同牧場(総面積約370f)では完全自家生産の牧草だけで育てる「北里八雲牛」を生産している。草だけを与えるので、肉質は脂が少なく赤身でヘルシー。同牧場は「牛は草で飼うという原点に立ち返った畜産の取り組みを知ってほしい。消費者に安全・安心を直に発信できれば」としている。

提供 - 函館新聞社


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