青々育った苗 水田に 木古内で田植え始まる
update 2012/5/23 11:19
【木古内】木古内町内で22日、田植え作業が始まった。雪解けが例年より遅かった影響で、町鶴岡の東出雅史さん(46)の水田では、昨年より4日遅い作業開始となった。午前9時から水をたっぷり張った水田に、道南産のブランド米「ふっくりんこ」の苗を植えていった。
東出さんは今年、46ヘクタールの作付けを予定。35ヘクタールが「ふっくりんこ」で、そのほか、「きらら397」と「ほしのゆめ」、木古内の地酒「みそぎの舞」の原料となる酒米も生産する。作付面積が広いため、作業は2週間ほど続くという。
4月下旬に播種(はしゅ)を行い、ハウスで1カ月育てた苗は9センチほどに成長した。この日は東出さんの長男で後継者の雄太さん(23)が、田植え機に乗り込み、水田をゆっくりと往復した。
雄太さんは「雪解けが遅く心配だった。悪条件に負けず、品質の良いコメを作りたい」と張り切る。雅史さんも「苗の出来は例年よりいい」と話していた。
町産業経済課によると、町内では25軒の農家が、約300ヘクタールでコメを栽培。順次、田植え作業に入る。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。