見て食べて 菜の花満喫…あいす118でまつり
update 2012/5/20 11:45
「第7回はこだて菜の花まつり」(はこだて菜の花プロジェクト主催)が19日、函館酪農公社あいす118(中野町)で開かれた。天気に恵まれ、午前10時の開始から市民らがひっきりなしに来場。菜の花畑を観賞したり、菜の花を使った料理に舌鼓を打ったりと思い思いのひとときを過ごした。
函館の基礎を築いた江戸時代の豪商、高田屋嘉兵衛とゆかりが深い菜の花の恵みについて考える機会にしようと、市民有志でつくる同プロジェクト(大塚大代表)が主催。同所に毎年植え替えている菜の花畑の見ごろに合わせて実施しているが、今年は19日現在で4分咲き。週明け以降には見ごろを迎えそうという。
その畑からの摘み菜を使って毎年提供している手打ちそばや高田屋嘉兵衛鍋は今年も好評。菜の花を具にしたたこ焼きは今回初めて販売、旬の味覚を求める来場者の列ができていた。観賞用に摘み取った菜の花の即売や、「猫とカーディガン」によるバンド演奏も盛り上がりを見せた。
祖父母と母とともに初めて同まつりに訪れたという函館港小3年の永田知広君(8)、真広ちゃん(2)の兄弟はたこ焼きを頬張り、「この甘辛さは初めて。すごいおいしい」とうれしそうに話した。
石塚代表(45)は「地域に根差した催しとしてだいぶ定着してきた。大勢の人々が来てくれてうれしい」と話していた。
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