北斗 ハクサイ出荷盛ん

update 2012/5/20 11:45


 【北斗】北斗市内で、ハウス栽培のハクサイの出荷作業が盛んだ。ハウス内には、みずみずしいハクサイがずらりと並ぶ。この時期の道内の産地は道南のみで、農家は忙しく作業に励んでいる。

 同市野菜生産出荷組合はくさい部会(31戸)の佐々木弘光部会長(44)=市内東前=方では、ハウス約20アール、露地トンネル栽培約15アールの計35アールで作る。ハウスものは15日から収穫と箱詰め作業を始めた。

 佐々木さんによると、今年は大雪、低温、日照不足の影響で、生育が例年より1週間ほど遅れているものの、丸々と太った高品質なハクサイが出来上がったという。

 品種は「春笑(はるわらい)」で、中が濃黄色。収穫後、大きさでL(4玉)、M(5玉)、2L(3玉)に分けて箱詰め。JA新はこだて(畠山良一組合長)を通じ、札幌、旭川市場を中心に出荷。今後、東京、横浜、千葉、大阪方面にも送る。佐々木さん方はほとんどがLサイズで、1日当たりの出荷量は200〜250箱(1箱10キロ入り)。現在は、Lサイズで平年並みの1箱1250円で取引されている。

 今年は、今月上旬に栃木と茨城のハクサイ産地が竜巻やひょうの被害を受けており、道内産の引き合いが強まっている。

 佐々木さんは「ハウスものは甘くて柔らかい。おひたしやサラダ、豚肉の重ね蒸しにすると最高。ぜひ食べてほしい」と話している。ハウスものが終わると、露地トンネルものの出荷が6月20日ごろまで続く。

提供 - 函館新聞社


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