市植樹祭、大きく育て緑のまち
update 2012/5/18 10:32
函館市の緑の週間(今年は17〜23日)に合わせ、第63回植樹祭(市、市住宅都市施設公社共催)が17日、同市上湯川町の公園「市民の森」で開かれた。式典には市民や関係者約100人が参加し、記念植樹や苗木の贈呈などが行われた。
植樹祭は戦後の荒廃した国土に豊かな緑を取り戻そうと、1950年から全国各地で開催。市は毎年5月中旬から下旬ごろの1週間を「緑の週間」に定め、植樹祭をはじめ、市民記念植樹や出生記念の苗木の交付を行っている。
式典で片岡格副市長は「市の緑は市民の憩いの場であり、函館観光の重要な役割も担う。緑豊かな潤いのあるまちづくりに向け、より一層の協力を」とあいさつ。市内の緑化モデル校の小中学校の代表者らにクルメツツジの苗木が贈られた。
式典後には記念植樹が行われ、出生記念の金庭颯希(さつき)ちゃん(1)のほか、近隣の旭岡保育園とおおぞら保育園の年長園児らが一斉にヤマザクラやサツキツツジの根元にスコップで土をかぶせた。植樹した颯希ちゃんの母摩梨さん(32)は「息子と一緒に木も大きく育ってほしい」と目を細めた。
同週間中には20日に空港緑地志海苔ふれあい広場で市民記念植樹(受付終了)を行うほか、土日を除く23日まで、市役所4階土木部緑化推進課で昨年度に子どもが生まれた家庭にオンコやツツジの苗木50本を無料で配る。問い合わせは同課TEL0138-21-3431。
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