「桜回廊」の入り込み数2万2600人
update 2012/5/18 10:32
【北斗】北斗市は「桜回廊」事業の一環として実施した法亀寺、大野川沿いのライトアップ期間中の入り込み客数(推計値)をまとめた。10日から16日までの1週間の期間中、2万2600人が訪れた。ピークは晴天に恵まれた日曜日の13日の7000人だった。市観光課は「雨や風が強く肌寒い日があるなど天候に左右されたが、初年度としては健闘した」と評価している。
推計値は、期間中の毎日午前10時から午後9時まで、法亀寺周辺2カ所で計測した人数を基に算定した。初日の10日は雨が影響し2300人だったが、天候に恵まれた週末は12日に5000人、13日に7000人とにぎわいを見せた。ライトアップ開始前の7〜9日の入り込み数を加えると、総計で3万人を超えた。
本町商店街振興会では、11〜13日の3日間、本町児童公園でビアガーデンや屋台の出店を行った。伊藤哲朗会長は「予想外に客も多く、手応えがあった。地域住民より、市外からの入り込みが多かったのでは。午前中の客足は鈍いので時間帯の変更や、出店数を増やすことなど、来年に向けた取り組みも検討したい」と話す。
市観光課の中村淳一課長は「大野川から法亀寺までの桜のラインが十分な観光資源になると改めて確認できた。大半が地元客で、道南地域外への浸透が今後の入り込みを伸ばしていく鍵になる。来年以降、PR方法を検討し、旅行会社によるツアー造成にも期待したい」としている。
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