札幌延伸 早期完成を 財源の確保を国に要望…渡島総合開発期成会

update 2012/5/16 11:22


 渡島管内の首長と議会議長でつくる渡島総合開発期成会(会長・高谷寿峰北斗市長)の本年度総会が15日、函館市大森町のホテル函館ロイヤルで開かれた。近く認可・着工される北海道新幹線の新函館(仮称)―札幌間の早期完成や建設財源の確保、地方負担に対する財源措置の拡充を要望することを決めた。

 国や道の2013年度予算編成に向け、管内の主な要望事項を反映させる狙い。高谷会長は「札幌延伸については、工事着工と早期完成に向け沿線市町、関係団体とも連携し運動を進める。また、活火山である駒ケ岳は東日本大震災の教訓を生かし、万が一の噴火に備え、総合的な防災対策の強化を要望したい」とあいさつ。

 管内市町から挙げられた重点課題を取りまとめた13年度の要望217件(前年度比4件減)を原案通り承認。新規として、北斗市の新外環状線(道道大野インター線・追分地区)の早期整備、知内町の小谷石漁港の整備、森町の噴火湾周辺地区(森沼尻)魚礁設置事業、16年5月までとされる消防救急無線デジタル化移行の延長と財政支援の充実などを盛り込んだ。 期成会は6月28日に、札幌市に出向いて道開発局や道庁、JR北海道、鉄道・運輸機構などへ要望するほか、後日、国会議員や関係省庁など東京への要望活動も予定している。

 この日は首長、議長のほか、道南選出の国会議員、道議、渡島総合振興局の幹部ら約50人が出席した。

提供 - 函館新聞社


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