高校生の筆躍る…松前高、函館市内4校 北●林の前で書道パフォーマンス
update 2012/5/13 10:57
【松前】松前高と函館市内の4校の書道部は12日、花見客でにぎわう松前公園の北●林の前で書道パフォーマンスを行った。5校合わせて約70人の生徒が音楽に合わせ、体全体を使って、若さあふれる作品を次々と仕上げた。
昨年に続き2回目。松前高が「書のまち松前」を町内外にアピールしようと、観光客が大勢訪れるさくらまつり期間中に開いている。函館市内から市立函館高、函館西高、中部高、白百合学園高の4校を招いた。
パフォーマンスは松前高の演技でスタート。人気グループ「ゆず」の曲が流れる中、縦4・2b横7bの巨大な紙に「春風」と力強い文字をしたためた。西高はかわいらしいダンスと迫力ある筆さばきをみせ、「春風駘蕩」の4字熟語を仕上げた。
続く白百合学園高は2、3年生4人が舞台に上がり、絵と文字でサクラを表現。中部高は歌手の福山雅治の「桜坂」の歌詞の一節、市立函館高は「桜霞」とそれぞれ迫力ある作品を書いた。最後に松前高の3年生が登場。「黄金魂」と大胆な構図で作品を書き上げた。
会場には200人を超える町民や観光客が訪れ、音楽に合わせて手拍子をして会場を盛り上げた。松前高の船坂遥香部長(3年)は「力を出し切った。他の学校と一緒にやることで刺激になった」と笑顔を見せた。会場を訪れた町内の会社員、斉藤智美さん(41)は「踊ったり、跳ねたりしながら文字を書いていたので、見ていて楽しかった」と話していた。 注=●は鴎の旧字。
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