市議団 高陽へ出発
update 2012/5/11 10:41
函館市議会の議員団が10日、昨年8月に姉妹都市提携を結んだ韓国・高陽市の議員との相互交流のため、韓国に向けて出発した。13日まで3泊4日の日程で高陽市議との意見交換や大規模施設の視察を行い、両市の友好・交流を深める。函館市議団が海外を訪問するのは初めて。
函館市議会の訪問団は、能登谷公議長や板倉一幸副議長のほか、公明党を除く各会派から井田範行氏(市民クラブ)、斉藤佐知子氏(民主・市民ネット)、本間勝美氏(共産党)、藤井辰吉氏(市政クラブ)と、小上一郎議会事務局長の計7人。
函館空港で行われた出発式で能登谷議長は「東アジア経済圏の両市議会議員がさまざまな分野で互いの現状を正しく認識し、共に調査、研究することが、両市のさらなる友好関係の促進、経済発展に大きな効果をもたらすと期待している」とあいさつ。
一行は11日に高陽市議会臨時会の視察や高陽市長の表敬訪問、高陽市議との意見交換を行い、12日には高陽市内にある韓国最大級の国際展示場「KINTEX」や芸術ホール「アラムヌリ」のほか、開催中の国際花博覧会(4月26日〜5月13日)も視察する。 今回の訪問は今年1月に高陽市議団が函館を訪問した際、金畢礼(キム・ピルレ)議長らが「積極的な相互交流を」との呼びかけで実現。函館市の本年度予算の議会費に渡航費124万円を計上した。議会事務局は「両市の文化、経済の振興に向け、交流が民間レベルに広がるきっかけにしたい」としている。
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