バドミントン佐々木翔選手、五輪出場正式決定 出身の北斗で祝賀会
update 2012/5/9 11:09
【北斗】日本バドミントン協会は8日、東京都内で記者会見し、北斗市出身の佐々木翔選手(29)のロンドン五輪男子シングルス出場を正式に発表した。これを受け、北斗市役所では佐々木選手の後援会(会長、高谷寿峰北斗市長)が祝賀セレモニーを開いた。同市役所には「祝五輪出場決定」と書かれた横10メートル、高さ1・2メートルの看板が掲げられ、佐々木選手への応援ムードを高めた。
セレモニーは関係者や市民約120人が参加。初めに佐々木選手の出場が決定したことが報告されると「必翔」と書かれた旗が振られ、拍手が起こった。看板の除幕式後、高谷市長が「5万人の市民が応援する態勢を作りたい。佐々木選手は夢、希望、感動を与えるパフォーマンスを発揮してほしい」と述べた。
続いて佐々木選手のお礼のメッセージを妻・琴美さん(29)が代読。「小さいころからの夢であった五輪出場を地元の人たちに報告できることをうれしく思う。本番に向け、皆さんの期待と応援を活力として、練習に励みたい」と紹介された。
佐々木選手の父・敬悦さん(52)は「20年間夢見てきた五輪に向け、残り80日間を充実した練習で過ごしてほしい」、琴美さんは「北斗市の皆さんの温かい声援に感謝します」と話していた。また、小中学時代を育てた北斗上磯ジュニアの諏訪内信二監督(57)は「昔のことを思い出し、こみあげてくるものがある。気負いなくプレーしてくれれば、結果は付いてくる」と期待を寄せていた。
佐々木選手は7月4日に地元入りする予定。
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