北海道の漁業担う35人が入所 道立漁業研究所
update 2012/5/9 11:08
【鹿部】道立漁業研修所(町本別、一條雄治所長)は8日、本年度の総合研修入所式を同所体育館で開いた。渡島管内の3人をはじめ、全道から集まった18〜24歳の計35人が11月まで寮生活を送りながら、漁業就業に必要な技能や知識を学ぶ。道漁業を担う希望の星≠ニして第一歩を踏み出した。
1997年4月に現研修所を開設以来、今年で16期目。これまでに渡島73人、桧山25人を含む618人が修了。道南からは本年度、福島吉岡漁協1人、南かやべ漁協2人が入所した。
式典で一條所長は「初心を忘れず、勇気と根気を持って研修に励み、胸を張って浜に帰ってほしい」とあいさつ。来賓の川村茂町長が「自分の目標に向かって大いに努力を」と励ました。
受講生を代表し、網走市出身の今野寛之さん(22)が「将来の漁業の担い手として、また社会人として、1日も早く漁業経営や地域活動を担えるよう努力することを誓います」と決意を述べた。
受講生は、漁船の操縦免許など8種類の資格取得に挑むほか、ロープワーク実習、町内での養殖ホタテ貝の耳吊(づ)り研修など計706時間に及ぶカリキュラムを行う。
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