サラキ岬カラフルに チューリップフェア開幕

update 2012/5/6 10:33


 【木古内】「チューリップフェア2012」(実行委主催)が3日、国道228号沿いのサラキ岬で開幕した。開幕から2日間はあいにくの雨だったが、5日は時折晴れ間がのぞき、訪れた観光客は開花したチューリップを見て楽しんでいた。12日ごろから見ごろを迎えるという。イベントは20日まで。

 サラキ岬には60種5万本のチューリップが植えられており、早咲きの品種がすでに開花。赤や黄色の花を咲かせ、岬一帯をカラフルに彩っている。花壇整備などに取り組む「咸臨(かんりん)丸とサラキ岬に夢みる会」の久保義則会長は「咲いているのはまだ2割程度。見ごろはこれから。お楽しみに」と話している。

 乙部町の看護師、平野由香里さん(30)は子ども4人を連れて来場。「咲いているチューリップはどれもきれいだった」と笑顔を見せていた。

 同フェアはゴールデンウイークの3〜6日と12、13、19、20日の計8日間、町内の飲食店が出店し、町の農水産物や料理などを販売。20日は「チューリップ祭り」と題し、ジンギスカンで花見を楽しんでもらう。予約は10人以上で1人1500円。問い合わせは町観光協会(商工会内)TEL01392・2・2046。

提供 - 函館新聞社


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