10年前の思い出、再開喜ぶ…鍛神小卒業生タイムカプセル開封
update 2012/5/5 10:44
函館鍛神小学校(三島千春校長)で4日、10年前の卒業生が同校に保管していたタイムカプセルの開封作業が行われた。卒業生24人と当時の担任教諭ら5人が参加。懐かしい思い出の品と再会し、歓声を上げた。
今年4月から同校に勤務している三島校長は、2001年度に当時の卒業学年を受け持っていて、今回卒業生98人に案内状を出していた。この日は三島校長のほか、元担任で現在函館中の沢小勤務の八坂由喜枝教諭、滝花保美元教諭、さらに中学年の担任だった後藤愼一亀田小校長、音楽専科だった加藤武司元教諭も駆け付けた。
三島校長が校内の機械室に保管していたカプセルを開けると、「10年後の自分」について描かれた絵画と自画像、作文が出てきた。「タイムカプセルをした記憶はあるけど、何を描いたか全然思い出せない」と口々に話していた卒業生は、「探検家になりたい」「写真家になりたい」といったメッセージ付きのさまざまな絵を手に、思い出話を楽しんでいた。
パソコンを使いこなせるようになれればと書いていた弘前大学大学院1年の古川徹さん(22)は「そんなこと書いたかなって思った。何が出てくるのかどきどきしていたし、少し恥ずかしいですね」。現在函館市内で保育士をしている福山幸奈さん(23)はリハビリの療法士を目指していたという。「何を入れたか覚えていた。こうして同級生とも再会でき、いい思い出になった」と笑顔で話していた。
この後、当時の修学旅行の映像を見たり、学習発表会などで歌った思い出の曲のテープを聴いたりし、交流を深めた。
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