「にっぽん丸」入港
update 2012/5/5 10:43
商船三井客船(東京)が運航する大型クルーズ客船「にっぽん丸」(2万2472トン)が4日朝、函館港西埠頭(ふとう)に寄港した。船内では歓迎のセレモニーが行われ、乗客はあいにくの雨の中、函館観光を楽しんだ。
函館港に本年度、客船が入港するのは初めて。同船は全長166・6メートル、8階建て相当のフロアを備える。今回は「ゴールデンウイーク日本一周クルーズ」と題し、乗客約320人を乗せて、4月27日に横浜を出発。9泊10日の日程で、伊万里(佐賀)、隠岐(島根)、輪島(石川)などを巡り、3日夜に青森を出発して函館入りした。
歓迎セレモニーで片岡格副市長は「函館は魅力ある名所が多く、豊富な魚介類とともに楽しみ、思い出深い旅にしてください」とあいさつ。管啓二船長らに花束や七飯町特産のワインが贈呈された。
乗船客の東京在住の男性(67)は「雨は残念だが、船から見る函館山のふもとの街並みはこれまでに見たことがない景色。また来たい」と話していた。
同船はこの日の夜に函館を出港。大船渡(岩手)を経て、6日に横浜港に到着予定。函館港には本年度、同船を含めて客船11隻が入港する。
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