福島・横綱記念館に千代の富士像お目見え
update 2012/5/4 10:53
【福島】福島町が誇る2人の横綱の足跡を紹介する町福島の「横綱千代の山・千代の富士記念館」に、千代の富士(現九重親方)の像が新たにお目見えした。像は現役時代のたくましい姿そのままで、町では「千代の富士の像と記念撮影を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。
同館は町が運営しており、1997年にオープン。町が生んだ2人の横綱、千代の山と千代の富士の生い立ちや名勝負を映像で振り返ることができ、愛用品や賜杯のレプリカなど約2000点の貴重な資料やグッズを展示している。
今回展示を始めた像は、昨年6月、東京台東区の王林寺に建立された銅像を作るための原型で、樹脂でできている。茨城県土浦市の作家、小張隆男さんが製作したもので、同館の新しい展示物にしようと、町が小張さんから借り受けた。台座を除いた高さは2メートル10センチ。等身大の1・2倍の大きさだという。
小張さんがこのほど、同館を訪れ像を設置した。同館には九重親方の姉、小笠原佐登子さんも勤務しており、像を見た小笠原さんは「迫力があっていい表情」と喜んでいた。
同館は今年、新たに160インチの大型スクリーンを導入したほか、展示物もリニューアルした。町では「像をはじめ、見どころがたくさんある。大型連休にぜひ立ち寄ってほしい」と話している。
入館料は一般が500円。小中高生が250円。団体割引や同館近くにある「青函トンネル記念館」との共通入場券も発売している。問い合わせは同館TEL0139・47・4527。
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