函館、サクラ開花宣言
update 2012/5/3 10:17
函館海洋気象台は2日、函館のサクラ(ソメイヨシノ)の開花を発表した。平年より2日遅く、昨年と同じだった。また、日本気象協会北海道支社は江差のサクラ(同)の開花を発表。平年より1日遅く、昨年と同じだった。札幌は1日に開花しており、函館が札幌より遅かったのは2008年以来4年ぶり。
この日の函館は午前中から暖かい空気が入り、最高気温は6月下旬並みの21・2度まで上がった。この暖かさの影響で、昨日まで赤く膨らんでいたつぼみが開き、同気象台職員が午後3時ごろ、五稜郭公園にある標本木に数輪以上の花が開いたことを確認した。
大型連休中とあり、同公園には道内外から大勢の観光客が訪れており、花見を楽しんだ。三重県桑名市の会社員、近藤紀明さん(51)は「ものすごい木の数で驚いた。明日また来て開花が進んでいるのを見たい」と話していた。
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同気象台によると、2日は渡島の東部、西部と桧山で気温が上がり、厚沢部町鶉で最高気温が25・5度を観測し、道南で今年初めて夏日となった。道南の3日は雨で、4日は発達する低気圧の影響で大荒れの天気となる所があるとしている。
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