万代町商興会、歴史看板を設置
update 2012/5/3 10:16
函館市万代町の国道5号沿いの商工業者でつくる万代町商興会(北村千尋会長)は2日、同町19の港湾用地に歴史看板を設置した。関係者約25人が参加して除幕式を行い、この地を「海のペリー黒船小公園」として盛りたてていくことを誓った。
同会は1951(昭和26)年に設立し、昨年創立60周年を迎えてこの看板設置を検討してきた。設置準備実行委員長を務めた函館マネキン社長の中川洲平さんらは、函館市中央図書館に所蔵されている絵地図の資料などから、この付近にあった「万年橋」を中心とする旧亀田村前浜に黒船が投錨したことを調査。看板には水兵が旧亀田川で水浴び、洗濯する様子や、万年橋周辺の地図などをふんだんに盛り込み、絵と文字で史実を伝えている。
場所はともえ大橋の登り口付近で、管理する函館市の許可を得て設置した。除幕式で中川さんは「歴史的な看板を設置できたことは皆さまの力添えのおかげ。本当にありがたく、心から感謝します」とあいさつ。北村会長は「ともえ大橋で元町のペリー公園とつなげ、将来の函館観光の力になりたい」と述べた。
一同は函館市議の松尾正寿さんの音頭で祝杯をあげ、今後もこの地を積極的に整備していくことを確認した。
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