桜前線上陸 松前から道内へ
update 2012/5/2 10:40
【松前】松前町は1日、松前城の前にあるソメイヨシノの標本木が開花したと発表した。日本列島を北上していた桜前線がついに本道にも上陸。これから道内各地をサクラ色に染めていく。松前公園のソメイヨシノの見ごろは4日から11日までだという
日本気象協会北海道支社によると、道内の観測地点で開花が確認されたのは松前町が初めて。平年(4月30日)より1日遅く、昨年(同28日)より3日遅かった。
標準木のソメイヨシノは、数日前からつぼみが赤く染まり、30日から花をつけ始めた。町の担当職員が1日早朝、5輪以上の花が咲いていることを確認し、午前8時に開花を宣言。昼すぎまでに次々と淡い紅色の花を咲かせていった。町商工観光課では「連休後半は中咲きが見ごろを迎える。サクラの競演を楽しんでほしい」と話している。
松前さくらまつりが29日に開幕し、同公園では連日大勢の観光客が花見を楽しんでいる。札幌市から訪れた佐々敏明さん(28)と愛子さんの夫婦は、長女の咲友(さゆ)ちゃん(1)を連れて公園内を散策。「咲いている花はどれもきれい。暖かいので気持ちがいい」と笑顔を見せていた。
このほか、函館海洋気象台は1日、函館のウメの開花を発表した。昨年より6日遅かった。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。