津軽海峡遠泳 6人挑戦へ

update 2012/5/2 10:39


 世界7海峡制覇へ―。世界のスイマーが憧れる津軽海峡横断遠泳に世界各国の6人が、6月から9月の間に挑戦することが決まった。支援する「津軽海峡遠泳協会」(本部・東京、石井晴幸代表)によると、中でも6月にアイルランドの男性スイマー、ステファン・レッドモンドさん(46)が成功させると、7海峡制覇は世界初の快挙となり、関係者の期待が高まっている。

 津軽海峡は「世界オープン・ウオーター・スイミング協会」(米国)が選定する世界7海峡の一つで、ドーバー海峡(イギリス―フランス間)、ジブラルタル海峡(スペイン―モロッコ間)など、名立たる6海峡と肩を並べる。昨年9月にはオーストラリアの女性スイマー、ペニー・パーフリーさんと夫のクリスさんが、ゴールを函館市戸井地区汐首岬とする遠泳に挑み、14時間26分の記録でペニーさんが成功している。

 レッドモンドさん以外に今年、津軽海峡横断遠泳に挑むのは、男性は7月にアメリカ出身で神戸在住のウィリー・ブルメンタルズさん(39)、8月にドイツのクリストフ・ヴァンデラッシュさん(45)とアメリカのクレイグ・レニングさん(33)。女性は9月にスウェーデンのアンナ・ノーディンさん(41)とアメリカのパット・ギャラントさん(61)。

 昨年には、これまでなかった世界のスイマーをサポートする団体「津軽海峡遠泳協会」も設立され、通訳や地元漁協、行政などへの事務手続きなどを請け負い、協力体制を強化してきた。1日には石井代表らが東京から来函し、函館海上保安部などを訪れ、実施内容の説明や協力を求めた。石井代表は「遠泳は地元の協力なくしては達成することができない。函館の人たちは非常に協力的でありがたい。成功を信じている」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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