「SL函館大沼号」乗客数10万人達成
update 2012/5/1 10:42
2001年の運行開始から4月で丸10年を迎えたJR北海道の「SL函館大沼号」の乗客数が30日、10万人を達成した。JR函館駅(若松町)でセレモニーが行われ、蒸気機関車がけん引する趣ある客車から“道南の春”を楽しもうと、乗り込んだ乗客約200人には記念品が贈られた。初夏のような陽気も手伝って華やかな雰囲気の中、函館大沼号は勢いよく煙を上げて出発した。
同列車は春と夏の限定運行で、函館―森間を1日1往復している。車窓からは大沼などが望め、人気を集めている。29日には乗客数が9万9697人を記録。30日は上下合わせて347人(予約数)が乗車したことから、10万人を突破した。
乗客を代表して札幌市の神保祐一さん(32)、彩子さん(29)夫妻とおいの北斗市、畠山譲君(2)に鳴海正函館駅長から記念のクリアファイルが手渡された。神保さんは「帰省の際に何度か乗車している」と話し、10万人達成の代表に選ばれたことについては驚いていた様子だった。
そのほかの乗客も、記念撮影をするなど大型連休の1日を堪能していた。運行は5月6日まで。
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