市電沿線の見どころ紹介

update 2012/4/30 10:29


 ゴールデンウイーク(GW)に合わせ、函館市企業局交通部は29日、市電沿線の見どころを紹介する観光案内所を市内湯川町の市電「湯の川温泉電停」付近に開設した。同温泉の宿泊客を対象に市電の乗車券を販売し、沿線の名所・史跡を案内した。5日まで。

 GW期間中の恒例の取り組み。初日は同部職員3人がワゴンを設置し、そろいの緑色のジャンパーを着て観光客に「おはようございます」「3回以上乗るなら1日乗車券がお得です」などと笑顔で声を掛けた。

 ワゴンでは、市電1日乗車券(大人600円、子ども300円)、市電・バス共通1日乗車券(大人1000円、子ども500円)を販売。観光客からは、西部地区の赤レンガ倉庫群や十字街、五稜郭などへのルートを聞かれ、職員が市電を使った道案内をしていた。同部事業課の岩田裕幸主査は「地理不案内な観光客が迷うことなく目的地へ行き、函館を楽しんでいただければ」と話していた。

 案内所の設置は午前8時45分〜同11時。

提供 - 函館新聞社


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