レトロな雰囲気 美人画ポスター
update 2012/4/29 11:19
函館ゆかりのビールの歴史をひもとく展示会「函館の麦酒 歴史・産業・意匠」が28日、市立函館博物館(青柳町17)で始まった。明治以降の美人画ポスターや一升瓶形のビール瓶など珍しい展示物がずらりと並び、来場者は懐かしいデザインに見入っている。6月24日まで。
市制施行90周年記念の企画展で、同館、市中央図書館、公立はこだて未来大の共催。サッポロホールディングス、サッポロビールなどの特別協力で実現した。
約40点の美人画ポスターは、1910(明治43)年以降に画家の作品を複製して生まれたものが大半。和服姿の女性がほほ笑むデザインがレトロな雰囲気を醸し出す。昭和初期から戦後にかけて販売された「特大びん詰めビール」「キリンビール特大びん」は、瓶の大きさや丸みを帯びた独特の形が見どころだ。
このほか、1882(明治15)年に函館で初めてビールが醸造された歴史を紹介しているほか、明治期の国内外のラベル500点をまとめた展示物も本道初公開。記念セレモニーや、同博物館学芸員の霜村紀子さんによる一般市民向けの資料解説も行われた。
午前9時〜午後4時半(月曜休館、4月29、30日、5月3〜5日は開館)。入館料は大人200円、高校・大学生100円、小中学生50円。問い合わせは同博物館電話0138-23-5480。
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