姥神祭山車の魅力感じて 名達さん親子、江差町に模型寄贈

update 2012/4/28 11:47


 【江差】江差町の会社員、名達孝さん(59)と次男の雅人さん(32)が製作した姥神大神宮渡御祭の山車(やま)の模型が25日、江差町に寄贈された。早速、町内の施設で展示し、この大型連休で訪れる観光客らに喜ばれそうだ。

 模型作りが趣味の孝さんと美術分野に精通する雅人さんが力を合わせ、2年がかりで13台の模型づくりに取り組んだ。高さ30センチ、横27センチ、幅13センチと約30分の1に仕上げ、ガラスケースに収めて町へ届けた。

 役場近くの江差山車会館(中歌町193)に展示中で、町の担当者は「展示のほか、各地で山車の魅力を紹介するときに、この模型を持ち運んで魅力を伝えることもできるはず」としている。

 名達さん親子は寄贈後、同会館で常設展示の本物の山車を見学し「本物はすごく豪華で美しい。また二人で研究して、この感動を形として表現できるよう模型づくりを楽しみたい」と声を弾ませていた。

 江差山車会館の入館料は大人500円、中学生以下250円。午前9時〜午後5時。

提供 - 函館新聞社


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