JA新はこだての広報誌が全道一に
update 2012/4/27 11:43
【北斗】JA北海道中央会(札幌)主催の2011年度全道JA広報コンクールで、JA新はこだて(畠山良一組合長)が「組合員向け広報誌の部」で最優秀賞を受賞した。道南4JAの中で広報誌が全道一に輝いたのは初めて。合併10年の節目の快挙に地域の喜びも大きい。
同コンクールは1973年度から実施。広報誌の部のほか、コミュニティー誌の部、ホームページの部の3部門がある。広報誌の部には今回、15JAから応募があり、最優秀賞は同JAのみ。企画力や組合員参加、表現技術などを基準とし、24日の審査会で決まった。
同JAは、組合員とJAとの結び付きを強める重要なツール(手法)として、2002年の広域合併後から広報誌「えすぽわーる」(フランス語で希望)を月に1回(毎月10日)発行。正組合員などに約3500部配っている。最新4月号で116号を数える。
これまでも同コンクールでは努力賞(08年度)、優秀賞(09年度)、奨励賞(10年度)を受賞。唯一受賞していなかった最優秀賞を目標に、JA挙げて誌面の充実に取り組んだ。
道南全域をほぼ網羅する広域JAだけに、取材・編集体制は本店総務課2人のほか、基幹支店に7人、本店営農課に1人の広報通信員を置く。通信員からのきめ細かい情報提供を基に、管内の旬の話題を満遍なく掲載することを心掛けている。
11年度は、新コーナーとして農政や行政、組合員の新しい取り組みを紹介する「クローズアップ農力」、管内唯一の農業高校である大野農業高の良さを伝える「大農に行こう!!」を立ち上げ、企画で読ませる誌面を作った。
本店総務課の広報担当、田村修吾さん(26)は「念願がかなってうれしい。取材への協力や、情報提供をしてくれた組合員の皆さんに感謝したい」と笑顔。斉藤友通さん(24)は「ネタが見つからなかったり、納得いくまで写真を撮り直したりと苦労も多かった。これからも組合員の笑顔をたくさん載せて、元気を発信したい」と意気込む。
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