「いさり火まつり」を「湯の川温泉花火大会」に名称変更

update 2012/4/27 11:43


 湯の川温泉街の夏を盛り上げる「はこだていさり火まつり」が、今年から「湯の川温泉花火大会」に名称を変更する。人気の花火大会を前面に出し、集客アップを目指す。26日、同大会実行委(河内孝善委員長)が発表した。

 同祭りは約350年の歴史を持つ同温泉に感謝をささげようと、毎年8月中旬に開催しているイベント。古くは納涼まつりとして函館の盆の時期にやっていた。近年は函館の夏のイベントの締めくくりとして親しまれ、今年で47回目を迎える。

 いくつかある催事の中で花火大会が特に集客効果があり、毎年約5万人が来場している。

 河内委員長は「近年、花火を目的にくる人が増え、花火に対する問い合わせが圧倒的に多い。観光客にも分かりやすい名称にし、集客アップにつなげていきたい」と話した。

 内容はこれまでとほぼ同じ内容で、花火大会以外に献湯みこしや灯籠(とうろう)流しも行う。花火は午後7時40分から松倉川下流で開かれ、イカ型花火や中国花火など約3000発を打ち上げる予定。

提供 - 函館新聞社


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