アウトドア商戦幕開け 各店で特設コーナー

update 2012/4/24 11:33


 春の陽気が訪れ、行楽シーズン間近となった函館市内・近郊の大型スーパーやホームセンターでは、花見やキャンプに向けてアウトドア関連商品を売り出し始めている。各店では「ゴールデンウイークとお盆の時期にピークを迎える」と予想し、特設コーナーの設置を進めている。

 MEGAドン・キホーテ函館店(函館市美原1)では、今月19日からアウトドア関連商品200種類以上を取りそろえた特設コーナーを設置。木炭やクーラーボックス、テントなどのほか、花火やスポーツ用品セットなどのレジャーグッズも並べ、どんな行楽にも対応できるような商品展開をしている。

 購入者の年齢層は40〜50代の男性が中心で、メッシュアームチェア(990円)が一番人気で、定番のカラークーラーボックス(1480円)やスモーカーグリル(2980円)なども売れているという。今月末を春のピークと予想する担当の西埜裕介さんは「今年からアウトドア用品メーカー、コールマンの商品も約50種類用意して、客のニーズに合わせた展開をしている」と話す。

 ホーマックスーパーデポ石川店(同市石川町231)でも、徐々にレジャー用品特設コーナーを広げている。家族で訪れる客がほとんどで、レジャーシートや木炭など、花見シーズンに需要がある商品を中心に並べている。100種類以上ある商品の中でも売れ筋はバーベキューコンロ(998円〜)で、8月のキャンプシーズンに向けて、テントやテーブルなども随時追加していく予定。

 また、ジャンボイエロー港店(同市港町3)とドリームサンワドー上磯店(北斗市七重浜4)も今月から特設コーナーでアウトドアグッズを売り出している。まだ客の動きは感じられないが、どちらも4月末に売れ行きが伸びると見込み、売り場拡大を進めている。

提供 - 函館新聞社


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