待ちわびた球春 パークゴルフ愛好者満喫

update 2012/4/22 11:47


 函館市営の4パークゴルフ(PG)場で21日、今季の営業が始まった。今年は記録的な大雪の影響でコース内の融雪が進まず、当初予定より2週間遅れの球春到来。穏やかな春の日差しの下、多くの愛好者が待ちに待ったプレーを楽しんだ。

 営業を始めたのは、空港緑地志海苔ふれあい広場(志海苔町)、白石公園(白石町)、すずらんの丘公園(滝沢町)、恵山シーサイド(高岱町)。利用期間はいずれも11月30日まで。

 このうち、函館山と津軽海峡を望む絶景が売りのすずらんの丘公園(36ホール、全1950メートル)では、利用開始の午前9時から利用者がどっと集まった。利用者は早速、思い思いのショットを繰り出し、笑顔でコースを回った。

 年に120〜130日、同PG場を利用するという市内白鳥町の横川幸雄さん(73)は「室内練習をして、この日を待っていた。芝の感触をつかむのが難しい」と話していた。同PG場の安田政信施設所長は「オープンがこれほどずれ込んだのは記憶にない。コースの状態は最高なので、思う存分に楽しんでほしい」と呼び掛ける。この日の利用者は335人だった。

 市内の民間PG場は、既に営業を始めている。

提供 - 函館新聞社


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