国際短編映画祭に「イカール星人」ノミネート
update 2012/4/20 11:02
函館の観光PR動画として、人気キャラクター「イカール星人」が登場する映像作品が、毎年6月に東京で開催される国際短編映画祭「ショートショートフィルム&アジア2012」の第3回「旅シヨーット!プロジェクト」部門に初めてノミネートされた。
同映画祭は米アカデミー賞公認を受け、アジア最大級の短編映画祭として今年で14回目。同部門は日本の旅の魅力を20分以内の映像作品で伝え、観光振興につなげようと、同映画祭の実行委と観光庁が3年前に創設した。今回は全国から106本の公募作品が寄せられ、最終候補に10本が選ばれた。
約3分のイカール星人の作品は、昨年6月に公開された「ハコダテ観光ガイド イカール星人襲来中!」シリーズ5作目となる「結集!函館の観光力」。函館侵略を企てるイカール星人に対し、五稜郭タワーや青函連絡船摩周丸にちなんだキャラクターたちが観光名所を防衛する―というストーリーに仕立てた。
登場キャラには、南茅部地区で出土した国宝「中空土偶」がモデルの「ナショナルトレジャーヒーロー」や、過去の作品で一度は破壊され、復興を遂げた函館市役所も「SGS(スゴイ市役所)」として立ち上がった。ノミネート作品は日本の観光PRに向け、海外の映画祭やフェリーや空路などの国際線などで上映される予定。
制作した企画会社シンプルウェイ(本通1)の阪口あき子社長は「函館で制作した作品が中央で評価されてうれしい。函館を知らない人の目に留まるきっかけになってほしい」と話している。ノミネート作品は6月中旬から東京や横浜など首都圏3会場で無料上映され、同24日の表彰式で最高賞の国土交通大臣賞が発表される。
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