きょうから道内6都市でスタンプラリー

update 2012/4/20 11:01


 函館市は20日から、札幌や旭川など道内5都市と連携して観光客誘致を目指そうと、各市の観光名所などを巡るスタンプラリーを実施する。昨年に続いて行うもので、前回から応募条件を緩和し、より参加しやすくしている。

 「北海道6都市スタンプラリー」と銘打ち、函館と札幌、旭川、釧路、帯広、北見の計6都市が参加して昨年初めて実施。6市が本年度予算に100万円ずつ計上し、旅行雑誌を発行するリクルート北海道じゃらん(札幌)に業務委託している。

 スタンプラリーは、携帯電話の専用サイトに登録し、1都市につき8カ所、計48カ所ある「スタンプポイント」を訪れ、GPS(衛星利用測位システム)機能を使ってサイト上でスタンプを獲得する仕組み。すべてのスタンプを獲得すると、抽選で6都市や近郊の温泉ペア宿泊券が当たる。

 昨年度は8月から今年2月まで実施したが、観光のオフシーズンと重なった上、6都市をすべて訪れる必要があったため、参加者が489人と伸び悩んだ。これを受けて本年度は2都市や3都市のスタンプだけでも商品が当たるようにしたほか、春・夏・秋の季節ごとの商品や、専用の台紙で応募する「ハガキ賞」を設けるなど、参加への間口を広げた。

 スタンプポイントは函館の五稜郭タワーをはじめ、大通公園・テレビ塔(札幌)、旭山動物園(旭川)、北の屋台(帯広)などが設定されている。函館市ブランド推進課は「今年はサクラの咲く時期からスタートできることが大きい。多くの道民に参加してほしい」と話している。

 スタンプラリーは11月30日まで。専用の台紙は市役所や各観光施設で配布する。携帯での登録はhttp://www.6toshi.jp/m。

提供 - 函館新聞社


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