やっと来た!大ぶりチカ 函館港熱気
update 2012/4/19 10:05
函館港・西ふ頭で14、15の両日、大ぶりのチカがヒットした。「今年初めてのチカだ」と釣り人は大喜び。1カ月以上遅れたシーズンがようやく到来し、釣り場は活気に満ちた。
14日午後1時半ごろ、ある男性(82)は釣り仲間十数人と同ふ頭を訪れた。波も風も穏やかなコンディション。オキアミをまいてサビキ仕掛けの竿を投げると、1時間で40匹ヒット。型は18センチ主体で、時々20センチの大チカも交ざる釣況。ダブル、トリプルの入れ食いもあり、30人ほどが集った釣り場に歓声が上がった。
この男性は「今朝『チカが釣れたぞ』と電話があったんだ。来てみたらこれだけかかるんですから最高ですよ」と声を弾ませる。それもそのはず、例年ならチカは3月から函館港各地で釣れるが、今年は釣果が一向に聞こえてこなかった。男性は「チカが来ればホッケやサクラマスも岸寄りする。楽しみな季節になってきた」とほほ笑んだ。
15日も朝からチカがヒット、午前8時半〜同10時ごろまで入れ食い状態に。午後3時には家族連れら20人以上の釣り人でにぎわったほか、いい人で70匹近い釣果もあった。
連日通う市内の男性は、13日に大量の魚が海を泳いでいる姿を目撃し、チカの回遊を感じたという。15日は午前9時から6時間で約50匹ゲットした。男性は「今までクリガニだけしか釣れなかったからうれしい。どんどん釣るぞ」と今後に期待していた。
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