遊覧船ようやく湖水へ 「大沼合同遊船」
update 2012/4/18 12:29
【七飯】大沼で観光遊覧船を運航する「大沼合同遊船」(大沼1023、堀元社長)は17日、5隻の遊覧船を湖面に降ろした。今冬の冷え込みで厚く張った氷はここ数日の陽気ですっかりと解け、入江の一部に残るのみ。観光シーズンの到来に合わせて、18日から営業を開始する。
同社は、大沼湖上の大小さまざまな島を巡る遊覧船を運航。昨年は東日本大震災の影響もあり、利用客がやや減少したが、4〜12月に6万1900人が乗船した。
作業は今冬の冷え込みの影響で湖面の解氷が遅れたために昨年より6日遅い。11日以降、気温が10度を超えた日が続き、一気に湖面が開けた。この日は、社員らが重機などを使用して、陸上で保管していた遊覧船を台車に乗せ、水中に続くレールを走らせて慎重に降ろした。
今季は、道央自動車道の延伸による道内客や東北方面からの観光客増加を期待し、8万人の乗船と、各ボートなども合わせ、18万人の利用を目標としている。川村晃也常務は「雪解けが遅かったが、ようやく大沼の観光シーズンの幕開け。多くの人に喜んでもらうため、社員一同、安全運航に努める」と話している。
遊覧船は4、11、12月は不定期運航、5〜10月は毎日14便を定期運航する。所要時間は30分で大人960円、小学生以下480円。モーターボートや手こぎのボートも18日から営業を開始する。問い合わせは同社TEL0138・67・2229。
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