駒ケ岳・大沼観光 安全願う
update 2012/4/16 12:30
【七飯】春の観光シーズンの到来を告げる「駒ケ岳・大沼湖水安全祈願祭」が15日、大沼湖畔の駒ケ岳神社で行われた。七飯大沼国際観光コンベンション協会や、駒ケ岳周辺3町関係者、地元住民ら約50人が参列。同神社周辺にも雪が残り、湖面の氷も完全に解けなかったため、湖水開きは中止となったが、1年間の駒ケ岳の鎮山、大沼の平穏、観光振興を祈願した。
祈願祭は例年より2週間早めて実施。七飯町の中宮安一町長、森町の佐藤克男町長、鹿部町の高橋利之副町長ら3町関係者をはじめ、冨原亮道議、横田有一七飯町議会議長、国や道の関係者らが参列。三嶋神社(町本町)の水嶋恵嗣宮司が神事を執り行い、玉ぐしをささげた。
中宮町長も「この冬ほど、春が待ち遠しいことはなかった。今年は夏が暑くなり、四季がはっきりとした1年となり、たくさんの観光客に来てもらえると確信している」とし、佐藤町長は「七飯、森、鹿部が一体となって有数の観光地大沼を全国に知らせたい」と述べた。また、冨原道議は「大沼のラムサール条約登録や、南茅部、森町の縄文遺跡の世界遺産登録の動きもある。一層多くの人に注目される可能性にあふれている」と述べた。
同協会の渡辺邦浩会長は「遊覧船の準備や、漁協ではワカサギの卵の放流が近く行われ、大沼の観光シーズンの幕開け。29日には清掃活動を実施して、きれいな大沼にしてゴールデンウイークを迎えたい」と話していた。
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