春の全国交通安全運動スタート
update 2012/4/7 12:20
春の全国交通安全運動が6日、全国一斉にスタートした。15日までの期間中、「子どもと高齢者の交通事故防止」を柱に、スピードの出し過ぎ防止、飲酒運転の根絶―などを訴える。初日は市町村や警察、関係団体が連携を図り、街頭啓発を展開。JR北海道も踏切事故をなくそうと、ドライバーに安全確認を呼び掛けた。
○…函館市は函館中央署や函館測量設計業協会などの関係機関8団体の協力を得て、根崎公園ラグビー場(湯川町3)近くの交差点で「旗の波」を実施した。
流れる車列に向けて、参加者約100人が「全席シートベルト着用」「スピードダウン」などと書かれた安全旗をはためかせた。「注意一秒、ケガ一生」と記されたひと際目立つ黄色の横断幕も掲げ、視覚で交通安全をアピール。信号待ちのドライバーには啓発グッズを配布し、安全運転を呼び掛けた。
○…江差町では役場前の国道228号で、主婦や町職員ら約100人が参加し街頭啓発を実施。ドライバ―に啓発品を手渡し、安全運転を訴えた。
江差町では6日現在、交通事故死ゼロが2969日間続いている。5月6日には3000日達成の予定で、啓発活動を前に長谷川篤副町長は「今日は入学式、来週からは授業が始まる。かわいい子どもたちを交通事故に巻き込んではいけない」。佐藤伸二江差署長も「住民の皆さんの協力で交通事故を一つでも無くし、交通事故死ゼロの記録を一日でも長く伸ばしていきたい」と呼びかけた。
江差町母と子の会メンバーは手づくりの啓発品を配り、北浦美穂子会長は「交通安全はドライバーや歩行者、住民一人一人の心がけが大事。会の活動を通じて、地域の安全づくりのお手伝いができれば」と話していた。
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