北消防署落成式、関係者ら完成祝う
update 2012/4/6 12:28
函館市北消防署(美原3)の庁舎落成式が5日、同署で開かれた。多くの関係者が出席し、新たな防災拠点施設の完成を祝った。
災害対応力の強化などを目的に、同市が進める消防組織機構再編計画の一環で、2006年に西消防署と亀田消防署が統合され、北消防署となった。鉄筋コンクリート造2階建ての庁舎棟は、延べ面積が約1565平方メートル、1階に消防車両を格納する車庫や防災研修ホール、2階には事務室や仮眠室などを備えるほか、鉄筋造の資機材倉庫棟も完備された。建物には自家発電装置を設置し、震度7クラスにも耐えられる耐震性を合わせ持ち、震災時でも通常業務に支障はないという。
落成式では、工藤寿樹函館市長が「東日本大震災の発生以降、市民の安心・安全に対する消防への期待がより高まっている。地域の防災拠点として的確に対応してほしい」と祝辞を述べた。その後、出席者は職員の案内で庁舎内を見学した。
同署は市内約70町の6万4403世帯、12万4525人の安全を担う。
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