再会を誓い、福島の子どもたちが帰郷

update 2012/4/1 12:30


 【七飯】「ふくしまキッズ春のプログラムは、大沼ふるさとの森自然学校(町東大沼294、流山温泉)で修了式を行い、子どもたちが福島県に帰郷した。1週間の思い出を写真で振り返り、ボランティアの学生らに見送られ、笑顔と涙で夏の再会を誓った。

 滞在中の写真をまとめたスライド上映の後、「子どもを守ろうプロジェクト協議会」の宮本英樹さんが子どもたちの代表者に修了書を手渡した。宮本さんは「みんなのことを世界中が応援している。福島に戻った後は大変かもしれないが、困難に立ち向かう前に休むことが大事。夏も北海道に来てもらいたい」と話した。

 また、総括責任者の上田融さん(NPO法人ねおす理事)は「難しいと思っていたフィールドトリップをやり遂げて帰って来た。頭と体にものすごく良い力がたまっていると思う」と成長をたたえた。

 子どもたちは別れを惜しんで泣き出したり、夏の再会を笑顔で誓いながら、スタッフのアーチをくぐり、バスで大沼を後にした。今回が初参加だったいわき市の露木光君(12)は「北海道は初めてで、ホームステイ先で英語ゲームをしたりして楽しかった」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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