函館市役所、臨時窓口に多くの市民 来週も開設

update 2012/3/26 12:17


 3月下旬から4月上旬にかけて集中する転入、転出手続きなどの混雑を緩和しようと、函館市役所は25日、本庁舎(東雲町)と亀田支所(美原)で臨時窓口を開設し、多くの市民が利用に訪れた。

 臨時窓口はこれまで毎年、4月の第一日曜日のみ開設していたが、市民サービス向上の一環として今年は3月の最終日曜も追加し、2回体制で行う。

 開設窓口は戸籍住民課をはじめ国保年金課、医療助成課、財務部管理課、介護高齢福祉課、障害福祉課、子育て支援課で、取り扱い業務は転入、転出届けや住民票・戸籍・印鑑登録などの各種証明書の発行、国保や年金加入・喪失手続きなど。

 この日は本庁舎、亀田支所とも午前8時45分に開庁。本庁舎の戸籍住民課の窓口には、開庁と同時にひっきりなしに市民が訪れ、転入などの手続きを済ませた。同課が取り扱った転入・転出などの各種手続きの総件数は約560件に上った。

 仕事の転勤で市内に引っ越してきたばかりの男性会社員(45)は「平日は仕事でなかなか来庁できないので日曜日の窓口は助かります」と話していた。

 臨時窓口は来月1日の日曜日も本庁舎、亀田支所で午前8時45分から午後5時半まで開設する。2、3の両日は本庁舎の窓口を午後7時まで延長する。同課は「今の時期は届け出が集中するので、臨時窓口も利用していただければ」としている。

提供 - 函館新聞社


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